ウチの子が中学受験に挑戦中です。
受験をするに至った経緯等はこの記事では割愛します。過去記事を読んでみてください。
参考記事 日能研の入室テストを受けたら偏差値19だった件
この記事を書いている時点で小6の夏です。
まだ入試を迎えていませんが、親である私が現在思っていることを書いてみます。
いつから受験勉強を始めるべきだったか
受験自体は親の意向ではありません。
本人が「受験したい!」と言ったので、応援しています。
「本人が勉強したくなったらすればいい」というスタンスの我が家なので、子ども自身が「受験したい!」と言い出したタイミングで受験勉強を始めるのがベストという考えは変わりません。
ただ、偏差値45の学校を志望しているのに現状の偏差値は30です。
小5の春から日能研に通い始めたのですが「だったら早く言ってくれれば良かったのに・・・」というのはあります。

そりゃあ早ければ早いほうがいい
というわけで、『勉強が苦手な子は早めに始めれば良い』という当たり前の結論になります。
一般的には、
中学受験は才能7割:努力3割
と言われます。
地頭の良さがあれば駒場東邦中【中学受験】合格体験記のように小5の秋から始めても難関校に受かる子もいるでしょう。
でも、才能で劣るのであれば量や努力で補わなきゃいけません。
他の子の2倍とか3倍の時間も必要です。
ウチのように小5の春からではやっぱり遅いんです。
塾に入る前にすべきことはある
入塾時の偏差値が19だったウチの子でも、勉強に関して無為無策だったわけではありません。
KUMONには4年間行かせていたし、学校の勉強でついていけないときは家庭でも面倒を見ていました。

仕事の関係で父親の私はあんまり勉強を見られなかったのですが、妻はそれなりに頑張っていたと思います。
ただ、「KUMONに行っても(ウチの子には合わなくて)出来るようにならない」と感じた段階で別の手を打つべきだったなあと反省はしています。
勉強法や塾が子どもに合う・合わないは確実にあるのでもっと本人に合った環境を与えることはできたはずです。
特に数的感覚や空間認識力がないウチの子であれば、100マス計算を毎日やらせるとか、点描写をさせるとかしとけばよかったかも知れません。
別記事でも書きましたが賢くなる系のドリルを低学年のことからやらせるのも効果があったハズです。
国語力も含めた基本的な知的活動能力はもっともっと高めておくべきだったなあと思います。
今思うこと
親世代にとっては「中学受験の勉強は小5から」みたいな雰囲気があったと思います。
ですが、首都圏では「小4から塾」が当たり前になっています。
やっぱり小4から始めるのと小5から始めるのとでは全然違います。
入試までの期間が2年と3年とでは単純な時間は1.5倍も差があるので。
少しでも受験を考えているご家庭はまずは家でやれることはやっておいたほうがいいです。
で、小3とかで一度塾の季節講習や公開テスト(全統小とか)に参加して子どもの学力がどんなもので、入試ではどういうチカラが要求されるのかを実際に体感してみるとその後の方針が立てやすくなるんじゃないでしょうか。
思い立ったが吉日、早めに動いておけば「あの時ああすればよかった」みたいな後悔はしなくてよくなります。
受験は逃げ切り先行が有利。
追い込みはなかなか届きません。
最後にですが中学受験をするならどんなに勉強が苦手な子でも、
「学校の勉強は出来て当たり前」
にはしておきましょう。
学校の勉強も不十分なのに、受験勉強ができるハズもないので。
【まとめ】
- 低学年のうちから公開テスト等を受けておく
- 家庭でできることはやっておく
- 最低限、学校の勉強は出来て当たり前にしておく
- 当然、受験勉強(通塾)は早めに始めるのがよい
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