それなりに1年半努力してきたウチの子ですが、成績は全く上がりません。
テストは20点、偏差値は30です。
「できる・できない」は本人の資質の部分もあります。
なので、成績が上がらないことで「塾はもうちょっと何とかしてよ~」みたいなことを言うつもりもありません。
ですが、
- どうせやっても出来るようにならない
- どうせ志望校にも受からない
- 自分は頭が悪い
と心が折れかかり、通塾拒否にも陥った生徒に対して塾から特別フォローがあったわけではありません。
そういう点で言うと、
「勉強が苦手な子は日能研は向かない」
という気がしています。

賢い子は日能研もアリ
ある程度地頭の良さや伸びしろのある子は日能研でも全然いいんじゃないでしょうか。
そういう子はフツーに授業を受けて、フツーに日能研のカリキュラムをこなしていけば、結果が出ると思うので。
結果が出れば、子どもは「やればできる!」と自信を持ってさらに勉強に前向きになれます。
勉強の苦手な子の塾選び
私が思うに勉強の苦手な子は以下のどちらかの塾がいいんじゃないかと思います。
- 結果の出せる塾
- 面倒見の良い塾
- モチベーターとなる先生がいる塾
の3つです。
ちょっと詳しくお話しします。
結果の出せる塾
結局、親がどんなに励ましてもどこかで結果(点数・偏差値)が出なければ子どもは「やってもできない」と意欲を失います。
なので、子どもが自信を持てたり前向きになれる”結果”が出ることはとっても大事じゃないかと思います。
面倒見の良い塾
日能研の育成テストでは、算数なんかはずっと20~30点が続いています。
基礎計算は出来ないし、単純な速さや食塩水、図形の問題も出来ていません。
評価は「3」で偏差値は30前後です。
こういう状況でも、日能研は特別に動くことはありません。
なので、成績不振の生徒に対するフォローがある塾のほうが、勉強の苦手な子には向いています。
親が勉強を教えるとなっても仕事もあれば家事もあるし、ウチなんかだと下の子もいるので思うように見てあげられない場面が多々あります。
そこは正直塾の手助けも欲しいのも本音です。
別に大手の塾じゃなくてもいいと思います。
「出来ない子に対するフォロー」がある塾のほうが家庭にとってはいいかと思います。
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モチベーターとなる先生がいる塾
やる気をなくしたり、スランプになったときに声かけをしてくれる先生がいる塾がいいんじゃないでしょうか。
もちろん、日能研でも登下校の際に挨拶程度の声かけはあります。
ですが、いわゆる「生徒面談」みたいなものは全くありません。
「勉強したくない」
「塾行きたくない」
「もう受験しない」
と言っている生徒への対応が日能研はイマイチです。
半年に1回とか、何か問題があったときに30分でいいんで子どもに話をしてくれればなあと思います。
「親の言うことは聞かないが、先生の言うことはきく」というのはけっこうあると思うのですが・・・。
そういった点で、個人塾でも熱心にやってくれる塾のほうが成績的下位層の子にはいいんじゃないかと思っています。
最後に
これは色んな記事で書いていますが、私は日能研に対して不満があるわけではありません。
「子どもに合う塾と合わない塾」があるだけです。

で、入塾の前の段階で「ウチの子は日能研は向いてないだろうな」と予想はしていました。
ですが、子ども自身が「日能研がいい」と言ったためお世話になることにしました。
ウチの場合、塾選びは本人の考えを尊重したのですが、ご家庭によっては子ども任せではなく保護者主導で塾を探してみてもいいかと思います。
特に勉強の苦手な子ほど塾選びは重要です。
大手だけでは、個人塾も含めて選択肢は多めに塾を検討されるとよいと思います。
「信頼できる先生がいるか」
「その先生に任せれば子どもが成績的にも人間的にも成長できそうか」
あたりを大事にして塾を探してみることをオススメします。
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