- 40代、二児の母
- 育児に関する記事の作成が得意
- 子ども二人がZ会を受講中
我が家の子供たちは、長い期間、Z会にお世話になっています。
上の子は、小学校に上がるまでは、有名な教材をしていましたが、相性が悪くて、Z会を受講しだしました。
下の子は、幼稚園から、受講しました。
現在、下の子は小学6年生。
幼稚園から毎月の添削も欠かさず提出しています。
コースはハイレベルで、作文もしています。
低学年から読書感想文が苦手で、毎年の夏休みは、書かせるのに私も苦労しました。
大学受験において、問題文や資料が長文化の傾向にある点、表現力と記述力重視の入試に移行しつつあるので、そのためにも、作文のコースを受講させてます。

Z会作文コースで特に伸びたところ
Z会作文コースを受講して成長したところのお話しをします。
小学5年生から毎月作文の勉強をしてきて、語彙が増えてきたように感じます。
上の子は読書が好きで、毎週2冊ほど読むのですが、下の子は、あまり興味がなく、漫画をよく読んでいます。
話す言葉も「ドーン」とか「バーン」とか、擬音語が多く、時々親の私でも何が言いたいのかわからないことがありました。
漫画が悪いわけではないのですが、上の子と比べると話し方も幼稚で、伝わりにくいのです。
課題図書を毎年読んで、自分なりにその本に対する感想や思うことはあるけれど、語彙がなく、言葉の使い方がわからず、なかなか書き出せなかったようです。
しかし、作文コースを始めてから、作文も自分でスイスイと書くようになりました。
語彙が増える事で、話す内容も以前よりは伝えられるようになってきました。

語彙が増えたぶん、表現(特に修飾語)も豊かになり、長めの文が書けるようになってきています。
人は言葉で物事を考えます。
語彙の豊かさは思考力の豊かさにも繋がっていて、抽象度の高いテーマの作文も書けるようなってきています。
Z会作文コースの進み方に秘訣あり
Z会を受講したことで前述の効果があったのですが、次はなぜ効果が期待出来るのかをお話しします。
作文コースは、表現力のトレーニングを数回してから、添削への準備をさせます。
表現力トレーニングの内容は、毎月変わります。

先月は、自分の意見の主張の仕方。
- 意見の違う人に自分の意見を受け入れてもらえる書き方。
- 様々な意見をふまえて、自分の意見とその理由を書く。
- 反論に対する反論を考える。
- 構成メモを作り、添削問題の準備をする。
という内容でした。
理由をはっきりとさせて、説得力のある文章を書くことは、受験でも、社会でも必要な力ですよね。
急にこんな文章を書かせるというわけではなく、少しづつ、丁寧に導いていきます。
いわゆるスモールステップアップで段階的に作文の書き方を身につけることができます。

まず、表現力トレーニングでは、子供がすんなりと入っていけるような会話文から始まります。
そして、例文があげられ、自分ならどう思うのか書いていきます。
これにより、必要に応じて言葉を探したり、自分の気持ちを言葉にする練習が自然と出来ます。
そして、添削への準備として、文の構成を意識させます。
先月の添削は「Z会の採用面接を受けよう。」という問題でした。
うちの子は、
- はじめに自分の良いところを書き始め、
- その理由や具体的な例などをあげ、
- 会社に入ったらこんなことをしていきたい。
と締めくくっていました。
自己分析して、自己アピール出来ている内容に本当に成長を感じました。
書き上げるまでは子ども任せでよい
作文コースは他では出来ない、文章の書き方を学ぶ事ができます。
文章の書き方を通じて、自分の考え方や伝え方、意見のまとめ方を自然と身につけていけます。
また、言い回しなどを辞書で調べたりして、自分の言葉にしていけます。
当然ですが、ワークの解答はあくまで例です。
その子により体験や意見はそれぞれ違うので、これが正解というのはありません。
なので、親ができているのかな?と確認するには、全体を読んでいないとわからないと思います。
書き上げるまではあまり気にせず、お子様に任せてみるのが良いと思います。
作文コースの上手な活用法
Z会全体が、言える事ですが、基本的に自分で計画して、勉強を進めていきます。
毎月の事なので、月始まりはきちんと学習カレンダーを作れているかが、キーポイントです。

習い事や用事もカレンダーに反映していき、無理なく進めていけるか、最初のうちは親がみてあげる事が大切です。
塾とは違い、自分で計画するので、その日出来なくても、次の日に移動させる事もできます。
急な用事にも対応しやすいです。
計画を立てて実行できるようになると、他の自宅学習も計画的に出来るようになります。
ただし、ある程度、お子様の学習にお手伝いする機会があります。
そして、解答を読んでもわからない所は、親が一緒に解いていくという作業もあります。
なので、お子様の学習に少し時間をかけられる余裕が必要です。
成長していく我が子と問題を解いていくのも、今しか出来ないことと考えて、楽しく過ごしてください。
Z会を通じて、子供と一緒に実験したり、ごはんを作ったり、アルバムの中にも思い出が沢山あります。
子供たちも、アイスクリーム作ったねー。と一緒に作業した話を今でもします。
Z会は、ワークについてくるおもちゃに意識がいって、大事なワークに取りかかれないというお子様には、ぴったりな教材です。
親との作業がある事で、やる気も出るのかもしれません。
他の科目で一緒に作業してきたことで、作文コースは、親はそこまで関わることは無く、気づくと成長していた。という感じでした。
私立大学では推薦合格での入学者は50%を超えています。
昔のように「一般入試で勝負!」という時代ではなくなっています。
当然ながら推薦入試では志望動機書や小論文が選考の対象になります。
大学受験にも使える作文コース、興味のある方は是非試してみてください。

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