シタノコは小学校1年生です。
コロナ休校で4~5月は3回しか学校に行ってなかったんですが、6月からようやく毎日学校に行けるようになりました。
ウチは共働きなので学童にも行っています。
で、最近になってシタノコが言うのです。
「学校に行きたくない」
「学童はイヤだ」
何と言うべきか
2ヶ月の巣ごもり生活から一変、いきなり毎日学校へ行かなきゃダメな生活になって、そりゃあ「学校に行きたくない」というのも当たり前かも知れません。
同じ保育園を卒園した子も1人しかおらず、友だちもまだまだ少ないようですし。
「学校行きたくない」は子育てしてれば結構あることなのかなと思いますが、世のお父さんお母さんはこういうときにどういう言葉を子どもにかけてるのでしょうか?
「娘が先天性色素性母斑の手術をした話」で書いたようにシタノコは2度入院手術をしています。
ウチの子は顔に母斑があるだけで、別に生きていくのには特に問題があるわけではありません。
命や健康がどうこうという話ではないです。
ただ、入院・手術の時にシタノコに話したことがあります。
小児病棟の子たち
入院してみて親として一番キツかったのは、他のお子さんを見ることです。
ウチの子は体は健康なので病棟内をウロチョロ歩き回ります。
最初の入院は3歳になってすぐなので、何の遠慮もなくベットにいる子たちにちょっかいを出します。
素人の私が一見して「きっと難しい病気なんだろうな」とわかる子たちがたくさん入院していました。
全身の毛が抜けちゃったり、高学年の子なのに3歳にウチの子と同じくらいの大きさしかない子とか。
いつプレイルームに行っても誰も遊んでません。
きっと「自力で起き上がってプレイルームまで行って遊ぶ」というのがここの子たちにとっては簡単なことじゃないんだろうなと思いました。
恐らく中学2年生であろう女の子がベットの上で勉強しています。
「無機物は・・・、有機物は・・・」
ベット脇には特製の大きな本棚があって教科書や本がたくさん立ててあります。
病院での生活が長いのであろうことが容易に想像できます。
学校に行って勉強しなさい
入院したときに娘に言ったことが2つあります。
「学校に行きたくても行けないお兄さんやお姉さんがここにはたくさんいるだろう?だから普通に学校に行ける体であることに感謝しなさい。普通に学校に行けることが幸せなことだと知りなさい」
「いっぱい勉強して、ここにいるような困っている人をたくさん助けてあげられる大人になりなさい」
「学校行きたくない」「学童はイヤだ」という娘にもう一度この話をしてみようかと思います。
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